【お疲れ様でした！】髑髏城の七人season鳥 8/30マチソワ、8/31、9/1千穐楽

はじめてのおせんべ！！黒平からもらったよ！！
千穐楽からあっという間に一週間経とうとしてますが、ブログを書いてしまうと終わってしまう気がしてなかなかまとめられず女々しくツイートばかりしてたり、蓄積した鳥記憶をいろいろとアウトプットしていたのですけど。

なんか公式から殺人予告来てたので潔く鳥まとめたいと思います。ごめんなさいなんかもうふわふわしててだいたい天蘭のことしか話してない。死んで一週間で天魔の御霊に甦る推しさん。台本できてるし。マモもうゲットしてるし。

さて、2017年酉年の幕開けは、元旦0:00に解禁された鳥キャスト発表で阿鼻叫喚するTLから始まりました。それから元旦朝日新聞の番組特集別紙の花広告の下部もあった。早バレもあったね。くる年すごすぎてゆく年飛んでったね。
森山早乙女の名前が並んでて嬉しさで初詣中ずっと大騒ぎしてたし、満を持してな松雪太夫にびっくりして、なにより成志さんも粟根さんもいて、1番初めにサダヲの名前があってこれ主役捨じゃなくて兵庫なのでは？とか言ってたあの頃がついこの間のことのようです。
髑髏城、勿論各シーズンに良さや特徴ありますし全部ひっくるめて大好きですが、これまでの蓄積、記憶、思い入れ、キャスト、演出、新感線色、すべてひっくるめて、始まる前も終わってからも、ベストオブドクロ。
ていうかまあ森山早乙女コンビの天蘭が見れるということだけで鳥髑髏優勝なんですけど(ついに言い切ってしまった)、お二人ともあれだけ遠慮なくご自分の顔めちゃくちゃにするのに惚れるしかない。挙句の果てに血糊を目の中に入れるとか、そういう表現者としての、舞台人馬鹿らしい二人の素晴らしさを改めて思い知らされた、そんな作品でした。
そしてなにより、サダヲ成志粟根てんきゅーさんそして善さん、キャスト皆から演劇人としての立ち方、柔軟さ、板の上の全てを知り尽くした皆様の、味のある、通い甲斐のある、決して作り物ではない生きた髑髏城を作っていただいて、本当にありがとうございました。

最後の三日間、計4公演行かせていただきましたが、連日雨予報にもかかわらず、お城の周りでは一度も傘を差しませんでした。わたしはね。千穐楽も結局晴れまして。そもそも、ららぽ豊洲での公開製作発表の時から暴風雨の予報だったのに蓋を開けたらドッピーカン。あの日焼けたの覚えてるなあ(笑)。台風やゲリラ豪雨で不安がられていたアクセスも、そんなにひどくなかったんじゃないかしら。私、一度しか雨に降られてない気がする(7/5)。個人差があります。
そんな最後の4公演、かんでなーい(30ソワレ)だったり渡京まさかの池ぽちゃ(31前楽)だったり、SE増加(31前楽)されたり花やしき(31前楽)になったり蘭のお尻ゲット(前楽大楽)してたりいろいろありましたが、とりあえず千穐楽メモとその他感想を。

・沙霧も一緒に「bomb!」
・すっぽんぽん捨、エア握手のあとエアサイン
・天魔にツバかけられた捨「ぅゎぁーーー！！」
・蘭のお尻触って蹴られた少吉「おばけに蹴られたし！」
・ハナクソホジリビッチ！監督ワールドカップいくどー！
・捨、やりたい放題贋に「今日最後だよ！！！？！？」
・沙霧、妙声と一緒にひとーつ！ふたーつ！って数える
・贋鉄斎の本日の日、キューっと一杯飲みたい
・太夫、対角丸時に蘭の花落として踏む
・TSMK5(とっくにしてるけどマジでキスする五秒前)天蘭「物見の兵より急報が入った」で2人して同じタイミングで客席見たからマジでただのコント(フォーリンラブみたいな)
・蘭最期、昨日ソワレと同じく右手から刀離せず左手で離そうとしても離れない
・最後、摑みかかる贋をスルーする捨、贋がドア開けて「失礼しまーす」捨「いらっしゃいませー」
・贋鉄斎のラスト「バカタレが」がめっちゃイケボ
・ぐるぐるカテコ、彼岸花畑の中のらんべさん客席見てめっちゃ微笑む
・千穐楽で気付いて申し訳なかったこと。荒武者隊のメンバーってアイメイクがみんな名前の色で塗ってるんだね。赤蔵は目の周りが赤、黒平は黒い縁取り、黄平次青吉白介もアイシャドウを各々の色に。いつもイケメンでぴちぴちしててボロボロに斬られてくれてありがとう。

らんべさんに関していえば、黄泉の笛最後、7月末から暫くずっとやってた、「殿を捨てて〜」を言う前に蘭の花を高い場所からコトンッと落とす、と言う行為、千穐楽含めて4回ともとても丁寧に蘭の花置いてて、殿を捨てたことを後悔してるような、そんな哀愁漂う子になってました。
他にも、男衆に頼んだよと頷くし、天魔に言う「今日はそんなことを話をしにきたわけではない」のところが優しく諭すようになってたり、好きなものばかり入ってた。おかげさまでお尻セクハラからの足蹴りも2回見れましたありがとう、本当にありがとう少吉さん。

しかし夢見酒目垂らしは本当に痛い時と痛くない時で太一さんの演技が変わりますね。目に入れて痛い時は夢見酒に苦しんでる風に見えるし(30ソワレや千穐楽)、それほど痛くない時は夢見酒に溺れた風(前楽)。
それから、太夫に撃たれるモーションがいつもと違かったもすごかったです。膝付いて正面向いた時にSE切れて、正面向いたままこと切れて、そのままゆっくり横に倒れて…なんかすごいもん見たってなった。早乙女蘭兵衛の最後の最期だった。

個人的に、序盤から終幕までで一番進化したなって思ったのは実は天魔王さま。
開幕時あたりことを思い返してたんですが、序盤は結構キャラ模索してたのではないかな。イグザクトリィから確率されたよね。

まあこちらも敦盛ないなんて聞いてないしな！！！！！！！！

(これに関しては鳥髑髏唯一のマイナスポイント一発退場レッドカード)

というより、天魔の出番がちょいちょい減らされたんですよね。敦盛も奪われて人生五十年～も奪われて捨に夢見酒飲ますシーンも奪われて。で、残された描写は、あまりに人外なのに中身はひどく人間的で。
でもそのポイント描写の中でも確実にわかりやすい天魔像に仕立てた未來さん流石だなと思いました作文。

そして何より捨之介！！！！好き！！大好き！！こんなに捨のことで頭がいっぱいになった髑髏なんて初めて！！今回ほどTL界隈を賑わせた捨も初めてではないですか。愛らしくて笑えるのにその中に潜む闇を演じたら随一なサダヲの、サダヲにしか出せない
唯一無二な存在ばかりが殴って舞って飛んで作り上げていた鳥髑髏、一生の思い出です。墓場まで持っていきます。この舞台を楽しんだこと、きっと人生の自慢になるんじゃないかな。

まあカテコからの打ち上げからのタイタニックが本番でしたね…。太一さん…大きくなって…。明日の今頃叫んでるでしょう、よろしくお願いします…ふふ。